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Photoshop BetaからStable Diffusionを動かす(導入編)

2023.08.26 AIによるアート

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Photoshop BetaからStable Diffusionを動かす(導入編)

Adobe Photoshop BetaからStable Diffusion webUIを動かす方法を紹介します。

  1. Node.jsをインストール
  2. プラグインをインストール
  3. webUIバッチファイルの設定
  4. webUIの設定
  5. Photoshop Betaの設定
  6. UXP Developer Toolsのインストール
  7. Photoshop Betaへプラグインをロード
  8. 番外編:より簡単な導入方法

Adobe Photoshop Betaの導入は以下を確認してください。

Adobe Photoshop Betaの導入方法

Stable Diffusionの導入は以下を確認してください。

Stable Diffusion webUIの導入方法

Node.jsをインストール

以下のリンクより「18.17.1 LTS推奨版」を選び、Node.jsをダウンロードします。

Node.js

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールします。

プラグインをインストール

プラグインをインストールしたい場所にフォルダを作成します。ここでは仮に「Ps_Sd」とします。 フォルダ名は任意ですが、日本語やスペースを含めないようにします。

Ps_Sd

作成したフォルダを開き、アドレスバーに「cmd」と入力してエンターキーを押します。

PCWindows(C:)ユーザー●●Ps_Sd

コマンドプロンプトが起動したら、以下のコードを入力してエンターキーを押します。

コピー

git clone https://github.com/AbdullahAlfaraj/Auto-Photoshop-StableDiffusion-Plugin.git

コードが実行され、必要なファイルがダウンロードされます。
処理が終了したら、続けて以下のコードを実行しダウンロードしたフォルダへ移動します。

コピー

cd Auto-Photoshop-StableDiffusion-Plugin

フォルダの階層を移動したら、以下のコードを入力して実行します。

コピー

npm install

処理が終了したら、続けて以下のコードを入力して実行します。

コピー

npm run watch

webUIバッチファイルの設定

webUIをブラウザで利用(通常の利用方法)している場合、導入した拡張機能が干渉してPhotoshop側でエラーが起こる可能性があります。
webUIを通常でも利用したい場合は、PhotoShop専用のwebUIを新たにインストールすることをお勧めします。

webui-user.bat

webUIのwebui-user.batをテキストエディタで開き、下記のように追記してください。

コピー

--api

apiAPIを使用してWeb UIを起動します。(必須)

webUIの設定

この作業はスキップして構いません。Photoshopでプラグインが上手く動作しない場合に試してください。
webui-user.bat

webui-user.batをダブルクリックして起動し、ブラウザで開きます。

上部メニューExtensionsよりAvailableをクリックします。

Load from:をクリックして拡張機能の一覧をロードします。

表示された一覧から「Auto-Photoshop-StableDiffusion-Plugin」を探し、右側にあるinstallをクリックしてインストールします。

インストールが終了したらinstalledよりApply and restart UIをクリックして設定を反映させます。


設定が終了したら、ブラウザを閉じ、コマンドプロンプトは開いたままにしておきます。

Photoshop Betaの設定

Photoshop Beta

Photoshop Betaを開き、上部メニューバーより編集(E)→「環境設定(N)」→「プラグイン(P)」を開きます。

「開発者モードを有効にする」にチェックを入れます。

すべてのフィルターギャラリーグループと名前を表示

開発者モードを有効にする

設定後、Photoshop Betaを再起動します。

UXP Developer Toolsのインストール

Creative Cloud

Adobe Creative Cloudを起動します。

左の「すべてのアプリ」を選択します。

「ご利用のプランに含まれるアプリ」から「Adobe UXP Developer Tool」を探してインストールします。

Photoshop Betaへプラグインをロード

UXP Developer Tools

UXP Developer Toolsを起動します。

起動後にメッセージが表示されるのでEnableをクリックします。

右上のAdd Pluginをクリックして「manifest.json」を選択。

Ps_Sd(最初に作成したフォルダ)Auto-Photoshop-StableDiffusion-Pluginmanifest.json

APPの一覧に「Auto Photoshop StableDiffusion Plugin」が表示されるのでチェックを入れます。

APPIDPLUGINSTATE

PSauto.photoshop.stable.diffusion.pluginAuto Photoshop StableDiffusion PluginReady

上の「Actions」から「Load Selected」を選択すると以下のメッセージが表示されます。

Plugin Load Successful PhotoshopまたはStableDiffusionを起動していない場合はエラーが表示されます。 Plugin Load FailedDetails

プラグインがロードされると、Photoshop Betaに以下のようなパネルが追加されます。

Auto-Photoshop-SD

RefreshUpdate

Progres...0%

Generate Txt2Img

txt2imgimg2imginpaint

Auto-Photoshop-SD

Preview

Viewer Thumbanil Size:50

ControlNet Tab


次回以降の起動方法

StableDiffusionをwebui-user.batから起動(コマンドプロンプト)

Adobe Photoshop Betaを起動

UXP Developer Toolsを起動してプラグインをロード

番外編:より簡単な導入方法

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この記事ではAdobe Photoshop BetaでStable Diffusion webUIを動かすための設定について紹介しました。基本的な操作方法については以下の記事で紹介します。

Photoshop BetaからStable Diffusionを動かす(操作編)

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