デザイン Design
デザインは、単に見た目を良くすることだけが目的ではなく、 分かりやすさ、使いやすさなど、見る側・使う側にとって どのように魅せるかを考えることが重要です。
デザインの種類
一言でデザインといっても、さまざまな業界や領域で求められる知識や専門技術も異なってきます。
- グラフィックデザイン 広告やポスター、商品パッケージなど印刷物のデザイン
- プロダクトデザイン 活用品、家電、自動車など「モノ」を設計・デザインする
- テキスタイルデザイン 服飾やインテリアなどのテキスタイル(生地)のデザイン
- インテリアデザイン 家具、カーテン、壁紙などの内装、照明器具などのデザイン
- パッケージデザイン 食品、日用品、家電など、商品のパッケージデザイン
- Webデザイン WebサイトやWebアプリなどのデザイン
デザインコンセプト
デザインはトレンド
デザインは個人の好みが優先されるものではなく、世の中の流行、トレンド、受け入れられやすいカタチを優先して取り入れることが重要です。 このため、常に情報にアンテナを広げ、世の中で受け入れられているモノを把握しておく必要があります。
コンセプトに応じたデザイン
- 誰が(発信者)
- 何のために(課題・目標)
- 誰に(対象者)
- 何を(伝達内容)
- どのように(表現)
視覚で伝える(ビジュアライゼーション)
同じ情報でも見やすさ、分かりやすさで伝達の速度は変わります。
常に情報を整理することを心がけてデザインしましょう。
見やすさ使いやすさ(ユーザビリティ)
背景と文字色の組み合わせ一つでも、読みやすさは著しく変わります。
読み手(使い手)の視点に立ってデザインすることは最も重要と言えます。
- 情報の 見やすさ
- コンセプトの 分かりやすさ
- 連続性や関連性 を表現したUI
直観的、感覚的、経験に基づくデザイン(UXデザイン)
情報は文字だけではない場合が多々あります。
「人の視点がどこに集まりやすいか」「どのようなインターフェイスが多いか」など経験に基づくデザインは、近年最も重要視されています。
デザインの要素
色
色相環赤は「暖かい」青は「冷たい」など、色にはそれぞれその色の持つイメージがあります。
デザインの目的である「伝える」ためには色という要素は大変重要な要素の一つと言えます。
形・図形
直線や曲線で構成される図形や形は情報を整理するだけでなく、見る人に安定や強調、統一感などの印象を与えます。
スペース
情報を詰め込むだけでは「伝える」ことはできません。 情報を目立たせて注目を誘うために何もない空間「スペース」を用いることも重要です。
主なデザイン
イラスト
挿絵、広告、ポスターなど簡略化された絵・写真などでデザインする。
ピクトグラム
図形や色などを用いて分かりやすくデザインする。
陸上
体操
自転車
乗馬
水泳
タイポグラフィ
字の書体(フォント)や大きさ、配置方法、装飾などで文字の読みやすさ、印象をデザインする。
Typography
ロゴ・アイコン
文字やシンボルなどを簡略化して一目で分かりやすくデザインする。