アート・文化2007.05.09

茶道

今日はお茶のお稽古に行ってきました。
早いもので、習い始めてもう4年目になります。習い始めたきっかけは母の稽古について行ったこと。 そこでお茶の先生が一言
『お茶というのはおもてなしの心です。作法や手順を覚えることも大事だけれどもその心を忘れては何にも意味がないのです。』
お茶に興味がなかった私でしたが、その言葉にそして先生の魅力に引き込まれて習い始めました。
私の先生は80歳を過ぎていらっしゃいますが、携帯メールもこなすし、オシャレにも敏感で、海外旅行にも一人で行くほどしっかりしています。 いつも凛としていて上品で向学精神が旺盛、そしてなにより優しい方です。私も先生の様に、立派な女性になりたいものです。
そんな素敵な先生のもとで、今は月に2回お稽古をしています。 お稽古の間、お茶をたてながら、季節の花の美しさや鳥の囀りなど、日々の忙しさの中で通り過ぎてしまっているものに、静かに目や耳を傾ける。すると時はゆったりと流れ出します。 その中で心を見つめ直すとまた新しい物の見方に気付かされます。 
私にとってはとても大切な時間です。

2007 05