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日記・エッセイ・コラム2008.04.29
小豆島
昨日、朝1番のフェリーに乗って小豆島に行って来ました。 新岡山港から小豆島の土庄港まで1時間10分。以外とあっという間に島に上陸しました。 車も一緒に島に渡っていたので、快適なドライブにするために土庄港ターミナルで地図をゲットして、早速出発。まず最初に向かったのは、世界1狭い海峡としてキネスブックの認定を受けている『土渕海峡』。ここのすぐ向かいにある土庄町役場で、横断証明書を発行していました・・・そこで購入することに。早朝だったため宿直室での購入になりました。 ご苦労様です。この証明書にはきちんとナンバーリングがしてあって私は88101番目でした。
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続いて向かったのは宝生院。ここには国の特別天然記念物であり、由緒ある御神木として大切に保存されているシンパクがあります。樹齢1500年で、幹周りは16.6m、樹高30mと圧倒される大きさ、そして存在感。ここでどんな時もずっと町の様子を見てきたんだなぁと思うと喩えようのない、どっしりとした安心感を感じました。 「大丈夫だよ、大丈夫だよ。」まるで木がそう話しかけているようでした。 私ってなんて小さい存在なんだろう。 これからもこのシンパクはここで、いくつもの季節を数え、移りゆく町の様子や多くの人間模様を眺め続けるのでしょう。
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お昼までにもう1つ向かった先は、今回私が一番訪れたかった場所『大本山小豆島大観音佛歯寺 通称幸せ観音』。 新緑の山並みの中から突如現れる大きな白い観音様。空の青と山の緑そして白い観音様は見事なコントラストです。すごいのは大きさだけではなく、実はフランスで開催された「 アーク ARC プラス + 国際作品コンテスト 」 で第一位を獲得した名実共に 世界一美しい観音様 なのです。 幸せ観音様の御体内には「本尊幸せ観音」「十二支守り本尊」さまとともに最上階には「釈迦の御歯」もおまつりされていました。 そして、そこの展望窓からは瀬戸内海を一望できます。 最上階まではエレベータもありますが、一階かららせん階段がついており、その壁一面に観音さまがいらっしゃいます。その数なんと1万1千体以上。どこを向いても観音様。そんな神秘的な御体内の中には他にも色々な間があり、そこで護摩祈祷や音楽説法をして頂いたり、写経も体験しました。 ここへ来たからといって幸せになれるわけではありませんが、慈悲の心を学び、少しだけ以前の私より優しくなれる気がしました。 観音様はいつも私の心の中で慈悲を説いていらっしゃいます。 そしてあなたの心の中でも。
その後、昼食に「道の駅ふるさと村」に向かい、小豆島の特産「おそうめん 島の光」を頂きました。 美味しかったですよ。少し休憩して今度は二十四の瞳映画村へ。
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映画村の中では、写真を撮ったり、資料館をのぞいたり、撮影で使われた校舎の中へ入ったりと満喫しました。 あと、とても暑かったので小豆島の特産オリーブを使ったオリーブソフト食べてみました。 さっぱりしてて美味しかったですよ。 映画村を後にして、「オリーブ公園」に向かいました。 ここはオリーブだけではなく、芝生やお花の溢れる公園でゆったりとくつろぎました。 高台からは海も見渡せて最高のロケーション。本当に小豆島は自然溢れる良い島でした。小豆島のオリーブは今年でちょうど百年を迎えるそうで、様々なイベントも行われるようです。また足を運んでみては如何でしょうか?
オリーブといえば平和の象徴。そして、小豆島の恵まれた天候と先人達のたゆまぬ努力の贈り物です。オリーブと共にこの小豆島の豊かな自然が守られ続けますように。
2008 04
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