日記・エッセイ・コラム2008.04.03

ART

今日は春爛漫といった良いお天気でしたね。
昼過ぎに用事が終わり、家に帰る予定でしたが、この陽気に誘われて方向転換。倉敷に足をのばしてみました。
白壁の古民家が建ち並び、季節の花が咲き乱れる。そんな情緒あふれる町並みが広がる倉敷は、私のお気に入りの場所の1つ。散歩がてら、倉敷美観地区を訪ねてみると満開の桜に出会いました。
白壁の町並みと桜。なんて美しいのでしょう。あまりの美しさに暫く見とれてしまいました。
この桜がいつまでも咲いていれば良いのに・・・。そう思いましたが、やはり桜にしろ何にしろ永遠ではないから美しいのでしょうね。そんなことを考えながら桜を後にし、大原美術館に向かいました。
実は今日、倉敷に来た1番の理由がそれだったからです。平日にも関わらず沢山の方がお越しでした。本館から分館と、1つずつ丁寧に絵画を見て回りました。
画家はいったい何を表現しようとしていたのだろう。1枚1枚に込められた画家の想いを、私がどこまで感じ取ることが出来たか分かりませんが、表現することの難しさ、そして生みの苦しみはひしひしと感じました。
自分の感性で感じたものを、表現し、生み出していくという一連の作業は、道具は変われど、私も同じ。自分探しのヒントがある気がしてここを訪れました。
そして、時代を超えて愛され続ける名画を生み出した、世界に名立たる美の巨匠達に何度も問いかけてみましたが、答えは返って来ませんでした。自分で探せということなのでしょうか。自分探しの旅はまだまだ続きそうです。
美術館を出てふらっと歩いていると、となりのトトロのお店を発見。店先にねこバスを待つトトロが・・・。ねこバスいつ来るのかなぁ。乗ってみたぁ~い(笑)

2008 04