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日記・エッセイ・コラム2008.05.28
手紙
毎朝目覚めると、お家の中にある郵便物入れを見るのが日課の私。いつものように郵便物をチェック。だいたいはお店からのDMなどが多いのですが、今日は私宛に1通の手紙が届いていました。 裏の差出人を見てみると、仲の良い友人から。良く電話やメールでも連絡をとっているし、先日もお家にお邪魔したばかりなのに、どうしたのかな?・・・そんなことを思いながら早速封を切り、手紙を読んでみることに。その手紙には彼女が最近感じたことなどが書かれていました。 さしていつも話していることと変わらない内容でしたが、なぜが手書きの文字で見ると新鮮で温かさを感じました。 以前その友人のお家にお邪魔した際、トイレに掛けてあったカレンダーを私がとても気に入って、『可愛いね』なんて何気なく話していたのを彼女は覚えていてくれて、そのカレンダーと同じシリーズのレターセットを見つけたからとわざわざ手紙を書いてくれたとのことでした。 そんな彼女の想いが込もった手紙だったから、さらに温かさを感じたのでしょうね。 私は手紙を書く際、送る相手にあったレターセットを選ぶようにしています。相手が受け取った時に喜ぶ顔を想像しながらお買い物をするのが楽しいからです。 お買い物も1つの出会いですから、欲しいときにすぐ思い通りのものが手に入るわけではありません。だから日頃から自分の周りにいる人達の顔を思い浮かべながらお買い物を楽しんでいます。その際、良い物があったらその時に買っておく。そしてそれをプレゼントしたり、手紙を書く時に使ったりしています。そう考えるといつも大切な人達と一緒に過ごすことができます。相手を大切に想った時間やそこで感じたことなど、自分の中で温めた想いを一緒に添えて送ることができる。手紙にはそんな楽しさがあると思います。 最近では携帯電話やメールの普及に伴い、手紙をやりとりする機会はとても少なくなったように思います。確かに緊急のときや仕事の時など、とても手軽で便利なので携帯電話やメールは私も活用しています。でも便利になった分、無くしたものも多い気がします。 手紙には手紙の古風だからこその良さが沢山あると思います。 古い物と新しい物、便利な物とそうでない物。違いはあるけれどそれぞれの良さは沢山あります。だから私たちはそのことをしっかりと認識して、上手に選び使いたいですね。
2008 05
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