日記・エッセイ・コラム2007.06.07

スイッチ


今日はアナウンスのレッスンに行ってきました。
 
今日のレッスンはイベントで、ハプニングがおきたという想定で、進行が止まらないように2分間『梅雨』をテーマに繋ぐというもの。私の評価はいまひとつ。自分では、いつもイベントに行っているときの要領で繋いでいるつもりだったのに、『ラジオの喋り方になっている。』と注意を受けました。
ラジオの喋り方というのは、普通に喋るより少し早口で喋ります。それに、私の場合、毎回インタビューなので、私とインタビュアーそしてリスナーという三角関係を意識して喋ります。一方、イベントなどは、私一人に対して不特定多数に向けて喋るため、ゆっくりと間を取って喋ります。
会場のお客さんと普通に会話するように喋ればよかったのに、ラジオでの、話を自分でまとめる癖がついていたようで、お客さんを意識することを忘れて、一人で喋っていました。
以前は出来ていたことなのに。
新しく始めたラジオに早く慣れようと必死で、ラジオのことばかりに集中してしまっていたことに、はっとしました。
先生は『誰でもそういう時期があるから、心配いらないけど、早くそれぞれのスイッチを作って切り替えらるようになるといいね。』とおっしゃっていました。
まさにその通り。ジャンルの違うひとつひとつの仕事を大切にするという意味でも、きちんとしたプロの仕事をするためにも、切り替えスイッチは必要ですね。色々なジャンルの仕事に挑戦し、自分のはばを増やしながらも、しっかりとスイッチを切り替えられるようにしていきたいと思います。

2007 06