日記・エッセイ・コラム2008.06.09

クルージング


昨日、海上自衛隊の船『掃海艇まきしま』に乗ってきました
この船は全長57.7mの中型掃海艇で、機雷処分具や機雷探知機を搭載しているそう。一般の船と大きく違うところは、磁気を感じて爆発する磁気機雷から守るために船体が木製、エンジン等がアルミ合金及び銅合金でできていること。一見しただけでは木造には見えないなぁ・・・なんて思いながら早速船に乗り込むことに。船の中は、用途に合わせて小さな小部屋が沢山ありました。

トイレに、キッチン、会議室、寝室、食堂・・・テレビなんかも置いてありました。
普通のお家と変わらない感じ。あえて違うとすればいつも揺れていることくらいかなぁ。

食堂にはご飯の缶詰が。色んな種類があるそうで、緊急でご飯が作れないときなどに食べるそうです。どんなお味か食べて見たかったのですが・・・試食はしていませんでした。残念。
船の中をひとしきり探検すると、続いて甲板へ。はしご階段を登って最上部へ上がるとそこに操縦室がありました。
船長さんは船員さん達に指示を出しながら、望遠鏡で前方確認とっても忙しそうでした。ご苦労様です。

クルージングの途中、空砲のデモンストレーションがあり、見せて頂きました。
空砲なので、煙も激しい音も出ませんでしたが、見事なお仕事ぶりでした。

今回宇野港を出発して1時間ほどのクルージングでしたが、とても貴重な体験ができました。
最後に船内で色々と丁寧に説明をして下さった、海上自衛隊の方と一緒に写真を撮らせて頂きました。
うっかりしていてお名前をお聞きするのを忘れてしまっていました。
ごめんなさい。
クルージングの間、私の素朴な疑問に丁寧に答えて下さいました。
お忙しい中、本当にありがとうございました
色々とお話を聞いていると、1年間の5分の3は海の上にいらっしゃるそうです。大変なお仕事ですが、これからも頑張って下さいね。

2008 06