no category2009.09.10

芸術の秋

秋といえば、読書の秋、食欲の秋、芸術の秋と楽しみ方は様々ですが、最近日本の映画作品が世界でも高く評価されてきましたね。
一昨日のニュースでは、カナダ・モントリオールで7日まで開かれていた第33回モントリオール世界映画祭で、根岸吉太郎監督、松たか子さん、浅野忠信さん主演の「ヴィヨンの妻」が最優秀監督賞を受賞したとのこと。

これは昨年グランプリを受賞した「おくりびと」に続く快挙。
すごいですね。
この「ヴィヨンの妻」は、今年生誕100年を迎えた太宰治の作品が原作で、破滅的な作家とそれを支える妻の物語なんだそうです。
日本では10月10日公開予定とのこと。今から楽しみです。
邦画といえば、先日私も『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』を見に行ってきました。

ついに『ともだち』の正体が明らかに!!!
いや~意外な展開でした。
またストーリーとは別にあちこちにみられる演出が楽しかったですよ。
そして、今私が気になっている邦画は、いよいよ明後日から公開の『火天の城』
時代は織田信長が活躍した戦国時代、西田敏行演じる宮大工、又右衛門
を中心に安土城築城に奔走した民衆を描いた映画です。

戦国時代を描いた映画で、武将ではなく民衆の視点から描かれたという点でも、一切戦いのシーンが出てこないという点でも極めて珍しい作品とのこと。
さらにもう1作品。
こちらは『ココ・アヴァン・シャネル』

田舎のナイトクラブからパリへ、そして世界へ。
コネクションも財産も教育もない孤児院育ちの少女が、世界のシャネルになるまでの物語。
こちらは、9月18日から公開です。
実は以前、本でシャネルの人生を読んで以来彼女のファン。
いつも真剣で真っ直ぐで、それでいてとても愛情深い。
どんな時も自分を信じて突き進み、燃えるように生きた彼女の生き方がとても素敵で、憧れの存在です。
そんな彼女を描いた作品。
映画ではどんな風に描かれているのかとっても楽しみなのです。
と、いろいろ映画のお話を書き綴ってきましたが、今日はこの辺で。
私の秋は芸術の秋になりそうです☆

2009 09