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ブログ2013.07.24
富士山
こんばんは。
先日、コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in Mt.FUJIのイベントで世界文化遺産に登録されたばかりの富士山に行ってきました。
このイベントは、コスモ石油とJFN加盟局がパートナーシップを組んで「アースコンシャス~地球を愛し、感じるこころ~」をテーマに、地球環境の保護と保全のメッセージを呼び掛かけていく活動で、「コスモ アースコンシャスアクト」の一環として、2001年より全国各地で展開しているクリーン・キャンペーンのシンボリック・プロジェクトです。
全国から集まったパーソナリティー&リスナーのみなさんと一緒に1日目は清掃活動。
今年で13年目を迎えるこのイベント、もうだいぶゴミも減ってきているのかなと微かな期待もあったのですが・・・
みんなで拾ったゴミの山・・・45Lゴミ袋455袋、20,475リットル。
目に見える大きなゴミはだいぶ減ってきていますが、一見何も無いように見える場所も少し土を掘ってみると出てくる出てくる・・・陶器・くつ・ガラス・やかんに茶碗まで。
何でこんな所からこんな物が?というようなものが沢山出てきました。
本当に残念ですが、今の富士山の現状です。
取り残したゴミもまだまだ、後ろ髪を引かれる想いで現場を後にしました。
その夜は懇親会♪
アルピニスト野口健さんも一緒にみんなで盛り上がりましたよ!!
そして2日目は3合目から4.5合目までエコトレッキング。
まるでもののけの森のような神聖な世界が広がっていました。
富士山には約2000種類の植物、100種類以上の鳥類、1500種類以上の昆虫類など本当に多くの動植物が生息しています。
自然界は弱肉強食。厳しい自然環境のなかで生き抜くために様々な工夫をしながら生き抜いているとのことでした。
また死さえも生の始まり。
朽ち果てた木にコケが生え、また新たな息吹が芽生える。
強い生命力を感じると共に、命を繋いでいくことの大切さを感じました。
『人間も同じで、いつまでも若いつもりで自分ばかりが前に出るのではなく、ある時期が来たら若者に活躍の道を譲ることも大切なことなのかもしれないですね。』
ふとガイドさんが口にした一言。
人間も引き際が肝心。いつどんな風に引くのか考えておく必要があるのかもしれませんね。
少し話がずれてしまいましたが、美しい富士山の姿を見ながらそんな様々なことを感じました。
やっぱり富士山は偉大です。
皆さんも是非、富士山に行って全身で感じてみて下さい。
もし富士山が遠いようなら、近くの山でもいいと思います。
自然って本当に美しく、壮大で、様々なことを私たちに教えてくれます。
利己的にならず、傲慢にならず、自然と共存していくこと。
みんなで真剣に考えていかなえればいけませんね。
そしてもう1つ皆さんに知っていただきたいのが、富士山の世界文化遺産登録を手放しに喜べない現状です。
富士山はまだ多くの問題を抱えたままでの世界文化遺産登録だったということ。
通常、世界遺産に登録されてから6年後にユネスコ関連からチェックを受けるそうですが、富士山はその半分の3年間でのチェック受けることになるそうです。これはかなり異例との事。
そしてそれだけではなく、沢山の宿題をもらっていて、これらをクリアできなければ富士山の世界遺産取り消し、また世界危機遺産入りという事も十分に考えられるそうです。
うかれてばかりいられないですね。
2013 07
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