日記・エッセイ・コラム2008.10.27

日本の美


今日ヘアーショーの司会に行ってきました。
京都にあるご自身の美容室『アームズ』で代表を務めるかたわら、ヘアーアップアーティストしてもご活躍され、さらに髪結師として舞妓さんや花嫁さんのヘアーをも結い上げてしまうという、和・洋なんでもこなすまさに美のスペシャリスト-花田恵一さんをお迎えしてのヘアーショーということで緊張しながら会場入りしました。
が・・・・。
花田さんはとっても気さくないい方で、ショー以外の時間も色々と専門的なお話を聞かせて頂きました。
それにしてもヘアースタイルのことだけではなく、日本・西洋の歴史や文化そしてそれに付随して移り変わっていった芸術や美意識など、本当に多方面に渡って熱心に勉強されていました。
極めるとはこういうことなのですね。
そんな花田さんから生まれるヘアースタイルはまさにアート。

こちらは花田さんのHPから載せた写真ですが、ヘアーから撮影まで全てご自身でされたのだとか。

さてこちらは婚礼時の髪型『文金高島田』ですが、今回のショーでは地毛で結って頂きました。
ショーの間は撮影出来なかったのでこれもHPからのものですが。。。
生でみる『文金高島田』はカツラと違い本当に美しかったです。
あのカタチ、バランス、フォルム、艶、何をとっても西洋のアップスタイルに引けをとらない独特な美しさ。
日本の美にものすごく大きな可能性を感じました。
新しいものと上手く調和させながら古き良きもの大切にしていきたいですね。

2008 10